AWSのタイランドリージョン上でEC2を起動してみての所感など
タイオフィスの三並です。
まずはともあれEC2をタイランドリージョンで起動してみました。
所感等を書いてみます。
タイランドリージョンの有効化方法
以下の記事でタイランドリージョンの有効化方法を書いているので、まずはその手順に従って有効化してください。
なお、検証は、クラスメソッドのバンコクオフィスから行っています。
EC2は、t3.microを使って検証します。
料金
まず、タイランドリージョンでのEC2(t3.micro)の値段はこんな感じです。
t3.micro : USD 0.0119 (Thailand)
シンガポールリージョンと比較すると10%安くなっています。
t3.micro : USD 0.0132 (Singapore)
というわけで、タイでAWS使うならタイリージョンを使うべきです。
料金については、変動することもありますので、詳細は以下を参照してください。
Amazon EC2 オンデマンド料金
あと、PDPA(タイの個人情報保護法)の観点からもタイ企業のデータはタイ国内に置く方が良いと考えられます。
EC2の起動
以下のような感じで、EC2を起動しました。
Instance Type: t3.micro
SecurityGroup: All ICMP - IPv4 : My IP
gp3 8GB
IAM Profile:
出来上がったEC2に対して、バンコクオフィスからpingを実行してみました。
だいたい、6msくらい
比較のためシンガポールリージョンに作ってあるEC2に対しても同じことをしてみる
だいたい、30msくらい
同然の結果ですが、タイリージョンの方が速いです。
IPアドレスの場所
ラッコツールのIPアドレス住所検索で、できあがったEC2インスタンスのIPアドレスから住所を調べてみました。
AWSのリージョン名は、国名ではなく都市名が多いです。しかし、Bangkok Regionではなく、Thailand Regionとなっています。Bangkokじゃない場所にもAZがあるのかもしれないです。(シラチャあたりにもAZが1か所あるんじゃないかと想像しますが)
まとめ
タイにリージョン開いたんでとりあえずEC2使ってみたというレポートを書いてみました。
今後は私自身も積極的にタイランドリージョンでAWSを使ってみようと思っています。