AWSのタイランドリージョン上でEC2を起動してみての所感など

AWSのタイランドリージョン上でEC2を起動してみての所感など

AWSの Thailand Region で EC2 を起動してみました。まずは速度感などを見てみました。
Clock Icon2025.01.08

タイオフィスの三並です。

まずはともあれEC2をタイランドリージョンで起動してみました。
所感等を書いてみます。

タイランドリージョンの有効化方法

以下の記事でタイランドリージョンの有効化方法を書いているので、まずはその手順に従って有効化してください。
https://dev.classmethod.jp/articles/try-to-use-ap-southeast-7-thailand-region/

なお、検証は、クラスメソッドのバンコクオフィスから行っています。

EC2は、t3.microを使って検証します。

料金

まず、タイランドリージョンでのEC2(t3.micro)の値段はこんな感じです。
t3.micro : USD 0.0119 (Thailand)

シンガポールリージョンと比較すると10%安くなっています。
t3.micro : USD 0.0132 (Singapore)

というわけで、タイでAWS使うならタイリージョンを使うべきです。

料金については、変動することもありますので、詳細は以下を参照してください。
Amazon EC2 オンデマンド料金

あと、PDPA(タイの個人情報保護法)の観点からもタイ企業のデータはタイ国内に置く方が良いと考えられます。

EC2の起動

以下のような感じで、EC2を起動しました。

Instance Type: t3.micro
SecurityGroup: All ICMP - IPv4 : My IP
gp3 8GB
IAM Profile: 

出来上がったEC2に対して、バンコクオフィスからpingを実行してみました。
ec2_thailandregion1
だいたい、6msくらい

比較のためシンガポールリージョンに作ってあるEC2に対しても同じことをしてみる
ec2_singaporeregion1
だいたい、30msくらい

同然の結果ですが、タイリージョンの方が速いです。

IPアドレスの場所

ラッコツールのIPアドレス住所検索で、できあがったEC2インスタンスのIPアドレスから住所を調べてみました。
https://rakko.tools/tools/11/

ec2_thailandregion_map

AWSのリージョン名は、国名ではなく都市名が多いです。しかし、Bangkok Regionではなく、Thailand Regionとなっています。Bangkokじゃない場所にもAZがあるのかもしれないです。(シラチャあたりにもAZが1か所あるんじゃないかと想像しますが)

まとめ

タイにリージョン開いたんでとりあえずEC2使ってみたというレポートを書いてみました。
今後は私自身も積極的にタイランドリージョンでAWSを使ってみようと思っています。

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